INTERVIEW

社員インタビュー

公費事業部
無資格だから、
届く言葉がある。

支援員

K.U.

事業本部 公費事業部
2024年9月入社。建設会社で施工管理を経験した後、地方自治体の土木職へ転職。自身の休職経験を発信する活動を経て、対人支援の道へ進んだ。現在は個別面談や集団プログラム、医療機関・企業との連携を担当し、ストレスマネジメントやコミュニケーションのプログラム講師も務める。当事者に近い等身大の視点を支援に生かしている。

#01

「もう一度働ける」と確かめた先で、支える側へ

新卒で建設会社に入り、施工管理を担当しました。鉄道工事の現場で昼夜を問わず働き、土曜や祝日の出勤も続く中、二度、体調を崩して休職しました。同じ働き方を続けるのは難しい。そこで地方自治体の土木職へ移り、まずは「自分はもう一度働ける」と確かめるところから社会復帰を始めました。公務員として働く一方、同じように心身の調子を崩した友人としんどい思いをしている人たちに向けて、自分たちの経験をSNSで発信するようになりました。正直、誰が見るんだと思っていましたが、続けていくなかで共感の声をもらううちに、つらかった経験が誰かの役に立つことを実感し、これを仕事にできたらおもしろいかもと考えるようになったんです。異動先の職場が以前の現場を思い出す環境だったこともあり、この先も公務員を続けるのかを改めて考え始めていました。異業種への転職を模索し、Rodinaの求人を見た時、リワークという言葉にも、事業としてどう成り立つのかにも馴染みはありませんでした。それでも最後は、自分の直感を信じました。一度は支援を必要とした自分が、今度は支える側に回ってみたい。その気持ちに賭けてみようと思いました。

#02

資格への引け目を手放して見つけた、自分の役割

入社当初、周囲のスタッフの名刺には専門資格が並び、自分だけ何もないことが気になっていました。利用者から資格を聞かれて答えられず、何かを無理にでも取ろうと考えた時期もあります。でも現場で利用者と話し、ほかのスタッフへ情報を共有する中で、すべてを自分一人で解決しなくてもよいと分かりました。同時に、今の自分に求められているのは、資格で得た知識とは別のものかもしれないと思うようになったんです。私は休職を経験し、利用者と立場が大きく違うとは思っていません。飾った専門家の言葉ではなく、等身大の言葉で話せること。利用者と接する時間が長いからこそ拾える表情や何げない一言を、専門職のスタッフへ渡すこと。それがチームの支援に生きています。利用者が卒業し、社会へ戻る瞬間には、自分も微力ながら役に立てたと感じます。そして、過去のしんどかった出来事を、今では違う意味を持つ経験として見られるようになりました。約一年悩んだ末、今は少し開き直って、「無資格という資格」でやっています。

#03

ダメ元の一通から、センターの外へ届く企画が生まれた

印象に残っているのは、センターで人気だった『休職の地図』の著者を招いた講演会です。リワークで働いているかつ自分も発信活動をしているということで、「もしかしたら返事をくれるかもしれない」と思い、ダメ元で連絡したところ、なんと快諾いただきました。その後は、企画を通すために費用対効果や集客目標をマネージャーとも整理し、ほかのセンターへ足を運んで協力をお願いしました。熱意だけでは実現できず、数字も必要です。複数センターをオンラインでつないだ講演会は目標の参加者数に届き、終わった時は達成感より先に、まずほっとしました。これまで経験のない仕事でしたが、「やってみたい」を形にできたことは自信になりました。今後もセンターでの支援を続けながら、まだリワークを知らない人へ情報を届ける仕事にも関わりたいです。支援につながっている人だけでなく、今も働きながら「仕事がしんどい」と感じている人は大勢います。自分の経験や、世の中にある支援の選択肢を、そういう人のところまで届けたいです。

SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 08:15

    出社

    センター開所の準備。
  • 08:30

    スタッフ間朝礼

    センター開所に向けて、メールチェックや今日のタスク・予定を確認。
  • 08:45

    センター開所

    通所された利用者の方に挨拶をし、簡単な近況確認や今日の予定などをヒアリング。
  • 09:00

    センター朝礼

    利用者さん向けに本日の予定や周知事項などを伝える。
  • 10:00

    利用者さんとの週面談 ※場合によって数回

    1対1での30分の面談を実施。最近の体調や様子、困りごとなどお話を伺う、この時間で利用者さんとしっかり
  • 11:00

    利用者の方へのフィードバック

    各種ワークを基にフィードバックを行う。自分にとってもいろんな気づきが。
  • 12:00

    お昼休み

    同僚とランチ。雑談したり情報共有をしたりと、地味に良い情報収集の時間に。
  • 13:00

    プログラム実施

    利用者さん向けに、ストレスやコミュニケーション、キャリア、セルフケアなど多岐にわたるグループワークを実施。他のスタッフや利用者さんを巻き込んでやることも!
  • 15:00

    利用者さん帰宅

    帰り際に今日の取り組み内容や体調などヒアリング。
  • 15:30

    スタッフ終礼

    今日の利用者の方の様子を共有したり、懸念点などを確認する。分からないことなどはこの時間で相談できる!
  • 16:00

    企業担当者とオンライン打合せ

    利用者さんの所属企業の担当者とリワークでの様子や復職に向けた進め方について情報共有。センターで見えないことも働いている様子を知ることで日々の支援の参考に!
  • 16:30

    個人作業

    面談記録や今後のプログラムの作成など、自分の業務を進める。固定の業務スペースはないが、いろんな場所でじっくり作業に集中できる。
  • 17:45

    退社

    今日の業務のまとめ、そして明日の業務の予定を整理して帰宅。